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そぞろに思い出整理。その1 [ニチジョウのこと]

仕事がはかどらない時がある。
なんだか筆が思うように進まない。
だけど、頭の中はフル回転で、いろんなことを考えているから、
休もうにも頭が休んでくれない。
そして、最近、気がついたんですが、
私がこういう状態になる時は、
たいてい頭と心の中に思い出が詰まりに詰まってしまって
ゴチャゴチャになっている時なんですね。
もう新しいものを入れる余地がない…。
しかもどれも忘れたくない思い出だとなおさら、
エイヤッて新しいものを押しのけちゃうわけです。

昨年、思えば、やみくもに動き回っていて
ウッヒャホーイ!状態で、ロクに思い出整理をしていなかった。
それに新しい仕事…つまり挑戦や出会いがあったり、
初心に戻りまくっていましたから。
ちょうどパタリと更新が止まったあたりからですね。わかりやすい!
そこにたたみかけるように押し寄せたNYUの大学院生たちとの
映画製作!

いろんなものを得たので、もういっぱいいっぱいなんだなぁ。
ここらでちょっと整理しないと、
この先、2週間半(1冊の本を訳すのにめちゃくちゃ強行スケジュールでしょ!しかも連載抱えながら…でも、まあ140ページくらいだから…やってできないことはない!と思う)
ちょっと戦えないな・・・と思い、思い出を整理してみることに。

どんな仕事であっても、
どんな夢であっても、
つまづくことは絶対にある。
いきなり道が見えなくなることもある。
見通しの悪さにやるせなくなって、
歩みが遅くなるなんて、よくあること、だと思う。
そもそも順風満帆な人生というのが胡散臭い、と思う。
長く仕事をしていれば、幸いにしてなんとなく切り抜け方を覚える。
締め切りを守り、
そつなくこなし、
ある一定の評価を得る。
その時はベストを尽くし、ある程度の達成感は得られるものの、
満たされない何かが残る…
あんた、仕事があるだけ、幸せじゃないか、
とおしかりを受けるかもしれません。
だけど、続けていくには、
ただ続けるだけじゃ、気持ちが持たない仕事でもあります。

好きだったものが、好きじゃなくなっていく。
好きでやってるはずなのに、不満がたまっていく。
これがないと生きていけないと思えるくらい
大切だったものから、逃げたくなる。
好きだったものが、なんだかわからなくなる。
大きな挫折ではないけれど、こういった小さな日々の心のつまづきが積み重なって
自分をつぶしていく感じ。
そして自分を見失えば、大きな挫折につながるという不安感。
そういうったものを無視できない性分だと
どうしても気になってしまう、
“何か”足りないという感覚。
でも、その“何か”さえ見つけられれば、救われるんじゃないかと思ったりして、もがくわけです。

何だろう、この“何か”とは…。
この“何か”を探そうと思って、とってもロング・ジャーニーしていたような気がします。
ここ数年。
いい加減、探してばかりいてはラチがあかんと思いまして、
昨年は「今年、絶対、見つけるぞ」という決意のもと、
ある課題を自分に課しました。
自分に課したのは1つだけ。

好奇心に素直になれ。

「面白そう」と思ったら、後先考えずに飛びつけ。
「どうしてるかな」と思ったら、その人に会いに行け。
「話したい」と思ったら、迷わず話しかけろ。
「知りたい」と思ったら、徹底的に調べろ。
「行きたい」と思ったら、進め。
つまり、そういうこと。

それが思うようにできるようになってきたのは、
夏に出かけた「大地の芸術祭」でした。

このあたりから、自分はどんどん変わっていったと
わかるようになりました。
それくらい、感動的な芸術祭でした。

えっ?で、結局、“何か”って何だったのって?

それは「向上心の矛先」です。

私がここ数年、見失っていたのは、「向上心の矛先」。
向上心はあるものの、どこに向かっていいのかわからない。
もしかしたら、その矛先をあまりにも遠くに設定しすぎて
見失ってしまったのかもしれません。

その「矛先」を思い出させてくれたのが、
年末にドカーンときたNYUのシジエ監督の映画作りです。
しかもそのあとに、年始から、「さあ、そこを目指しなさい!」と
後押しするように、ネイト監督がチャンスをくれました。
ちなみに女優ではありません!(言わなくてもわかってると思うけど)

だから、今年の課題は、

情熱のままに、行け。とにかく行け!やっぱり行け!

です。なんか、言葉にするとめっちゃ胡散臭いですが、
まあ、そんなところです。

というわけで、大地の芸術祭のことをいまさらながら
アップしていきますが、気長にお付き合いいだけたら幸いです。

なんか重いかな。
でも、今年はたくさんの翻訳者さんたちと出会って、
いろんなお話をしました。
とりあえず、いいのか悪いのか、長く続けているので…続けさせていただいているので、
少しでも迷ったり、悩んだりしている方の何かの参考になればと思います。
生かされてます、私も。
続けられた理由として今、一番大きいと思うのは
「いつだってこの仕事を楽しもうとしてきたこと」だけです。


楽しみは、ただふっと湧いて出てくるものではなくて、
夢中になった時にだけ、そっとご褒美にもらえるものだと
私は、思います。

あっ、これ思い出整理の前置きね

相変わらず、前置きが長い女です。

ああ、人生いつだって探し物です。


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